Mollie Darling
冬の星座

作詞・作曲:ヘイズ
訳詞と歌:三宅忠明/朗読:三宅将之


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まず、きいてみよう→
そして、よんでみよう!→

よくきいて
発音をまねしてみよう!!

うたうためにはまず聞き取ることが大事です。
なんども聞いて英語のリズムを覚えましょう!
耳でおぼえよう!

 「木枯らし途絶えて、冴ゆる空より、地上に降りしく、奇(くす)しき光りよ、ものみないこえるしじまの中に、きらめき揺れつつ、星座は巡る」(堀内敬三)と歌われる「冬の星座」(『中等音楽』(一)、1947)の元歌です。原曲は、「故郷の廃家」(My Dear Old Sunny Home)と同じへイズ(William Shakespeare Hays, 1837-1907)が1872年に作詞・作曲しました。そして、印刷した楽譜が発売されるや、空前の売れ行きを示し、その総数はなんと300万部にも達したそうです。現代ならさしずめシングルのCDが何千万枚も売れたことに匹敵する大ヒットとなったのです。詩人であったヘイズはフォスター(Stephen C. Foster, 1826-1864)より9歳年下でしたが、早世したフォスターと入れ替わるように、1860年代から作曲を始め、生涯で300曲余りを世に出しました。その中でもっとも人気のあったこのMollie Darlingは代表作中の代表作と言えるでしょう。日本にも明治期から導入されていましたが、最初に歌われたのは、次のような歌詞でだったそうです。


他郷の月  ヘイズ 1872  作詞:中村秋香 1911


よくと悦ぶ父母の君
あれ姉上と駈け来る妹
恋しき我家に嬉しや今
帰ると見しは夢なりけり


宵の時雨は跡なく晴れて
傾く月に雁鳴き渡る
あはれあの雁もまたわがごと
別れや来つるその故郷
(金田一春彦・安西愛子・編『日本の唱歌』(中)、講談社、1977、320)


 さて、原詞ですが、内容は上のいずれとも関係ありません。愛する喜びだけを歌った、とても単純な恋歌です。「ぼく以外は誰も愛さないで」とか「君はこの世のすべて」だとか、「きみの小さな手を握らせてくれ」などと、出だしでは特別な思いはそれほど語られません。2番に入って、星や花や月が登場し、やっと少し詩的な雰囲気が出てきます。3番の最初に、「心は痛むけど、きみと別れなければならない」(I must leave you…Tho' the parting gives me pain;)という言葉が出てきますから、あるいは失恋の歌かと思ったら、次に続く文句で近いうちにまた会える状態にあることがわかります。昔、「今夜はこれでさようなら…明日の晩も会えるじゃないか」と歌う演歌があったのを思い出しました。それにしても、このような恋歌に、オリオンやスバル、北斗の針、を登場させる堀内敬三さんの感性、想像力はすごいと思いませんか?もっとも、私には、このサイトでもすでに紹介した杉谷代水の「星の界(よ)」(What a Friend We Have in Jesus)にヒントないし刺激を受けているように思えてなりません。なお、原曲には少し節の変わるコーラス部分が繰り返されますが、上の日本語歌詞ではいずれもこの部分は省かれています。原曲どおりに歌われるのは、ことによったら、このサイトが日本で初めてかも知れませんね。
語句の解説はほとんど必要ないでしょう。none else but me=no other men except me、all the world=everything、mine=my hands、thine=your heart、Let you answer be a kiss.以前に、英語が平易だからというので中学の教材にしょうとしたら、kissという単語があるから、教育的でないとのチェックが入ったことがあるそうです。Thro' the mystic vail of night=Through the mystic veil of night、Luna= the moon、Happy may you ever be=May you ever be happy「君がいつも幸せでいますように」(祈りの表現)