Joy to the World
もろびとこぞりて

作詞:アイザック・ウォッツ・作曲:ローウェル・メイソン
訳詞:三宅忠明


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まず、きいてみよう→
そして、よんでみよう!→

よくきいて
発音をまねしてみよう!!

うたうためにはまず聞き取ることが大事です。
なんども聞いて英語のリズムを覚えましょう!
耳でおぼえよう!

もろびとこぞりて 訳(作)詞・小林愛雄


諸人(もろびと)こぞりて 迎えまつれ
久しく待ちにし 主は来ませり
主は来ませり 主は、主は来ませり


悪魔のひとやを 打ち砕きて
捕虜(とりこ)をはなつと 主は来ませり
主は来ませり 主は、主は来ませり


この世の闇路(やみじ)を 照らしたもう
妙なる光の 主は来ませり
主は来ませり 主は、主は来ませり


萎(しぼ)める心の 花を咲かせ
恵みの露(つゆ)置く 主は来ませり
主は来ませり 主は、主は来ませり


平和の君なる 御子を迎え
救いの主(ぬし)とぞ 誉め称えよ
誉め称えよ 誉め、誉め称えよ

 
 イギリス生まれのアイザック・ウォッツが、旧約聖書詩篇98編「賛歌」をもとに1719年に書いた詩に、1世紀以上経った1836年、アメリカ人のローウェル・メイソンが曲をつけたものです。今では賛美歌(112番)としてももっとも有名なもののひとつですが、クリスチャンでなくても世界中の人々が愛唱していますね。日本語では上にあげた小林愛雄の作詞した「もろびとこぞりて」に人気が集中していますが、厳密にいうとこれは上の詩からの訳ではなく、1735年に出たフィリップ・ドドリッジ(Phillip Doddridge, 1702-1751)という人の「聞け、よろこびのうたを!」(Hark, the Glad Sound!)に基づいた作詞です。以上の3者がうまく合体してセットとなったものと考えられますが、やはり歌われるのはクリスマス・シーズンが圧倒的に多いですね。高低・音節に無理がなく歌えるのも人気の理由のひとつでしょう。では例によって、少し語句の説明をしておきましょう。
 Joy to the World「世界に喜びを」、the Lord is come「主が来られた」、完了形の1種です。Let「…させよ」、使役の助動詞です。prepare Him room「主を入れる余裕を準備する」、their songs employ = employ their songs「彼らの歌をうたう」floods「河川、湖沼」、rocks「岩山、岩石」、sounding joy「轟く喜び」、No more「これ以上…しない」 thorns infest「イバラ、雑草が蔓延る」、Far as =As far as「…する限り」、with truth and grace「真実とやさしさで」、nations「国家、国民」、prove「証明する、正しいことを示す」、righteousness「正しさ」、wonders of His love「主の愛の素晴らしさ」。
 では、最後になるべく原詞に近い訳をしておきましょう。


世界よ、よろこべ(訳:三宅忠明)


世界よ、よろこべ、主が来られた!
この王を迎えよう、
みんなの心に受け入れよう、
天も自然も歌う、
天も自然も歌う、
天も、天も、自然も歌う。


地球よ、よろこべ、救世主が治める!
人々は歌い、
野原、河川、岩山、丘、平原は
響く喜び繰り返せ、
響く喜び繰り返せ、
響く、響く喜び繰り返せ。


罪も悲しみも増やすまい、
茨も土地に蔓延らせまい、
主は祝福をひろめに来られた、
呪いの、あるかぎり、
呪いの、あるかぎり、
呪い、呪いの、あるかぎり。


主は、やさしく真心をもって治められる、
そして国民に証明させる、
主の正義の栄光を、
主の愛の素晴らしさを、
主の愛の素晴らしさを、
主の愛の、主の愛の素晴らしさを。