Swing Low, Sweet Chariot
スゥィング・ロー

黒人霊歌
訳詞と歌:三宅忠明/朗読:三宅将之


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まず、きいてみよう→
そして、よんでみよう!→

よくきいて
発音をまねしてみよう!!

うたうためにはまず聞き取ることが大事です。
なんども聞いて英語のリズムを覚えましょう!
耳でおぼえよう!

 有名な黒人霊歌のひとつです。19世紀後半、アメリカ初の黒人大学(テネシー州ナッシュビルのフィスク大学、Fisk University、1866年創立)の学生たちが、大学の資金調達のため、9名からなる「ジュビリー・シンガーズ」(Jubilee Singers)というコーラスグループを結成し、北米のみならずヨーロッパ各地を公演してまわったときの持ち歌だったのが始まりといわれています。彼らは黒人霊歌を欧米全土に広めるのに大きく貢献しました。
 この、「いとしい馬車よ、降りてこい」ですが、「我が家」(my home)とはもちろん故郷(ふるさと)つまり、天国のことです。先に行っている仲間たちに、自分も間もなく行くと伝えてくれと、天使たちに頼んでいます。歌のジャンルは異なりますが、このサイトですでにアップロードしている、フォスターの「オールド・ブラック・ジョー」やブランドの「懐かしのバージニア」などと比較してみてください。解釈によると、奴隷としての過酷な労働から解放されて、生まれ故郷のアフリカの我が家に帰りたいとの願いだとするものもありますが、これは白人たちの印象かも知れませんね。
 ともあれ、南北戦争直後のアメリカに黒人大学が出来ていたことといい、先ほどの「ジュビリー・シンガーズ」の公演のことといい、私たちが歴史の授業では学びえない事実もたくさんあるような気がしませんか。先入観でものごとを判断することの危険性を感じますね。
 Swing Low「揺れながら降りてくる」、Sweet Chariot「いとしい馬車」、chariotは映画「ベン・ハー」で一躍勇名になった馬に引かせる二輪戦車がよく知られていますが、ここでは『聖書』からの引用です。ただし、アメリカのプランテーション農場では荷車ないし普通の馬車をchariotと呼ぶこともありました。Coming for to carry me home「私を我が家に運ぶためにやって来る」、分詞構文です。1行目と3行目はソロで、2,4行目に繰り返されるこの行を、合いの手のように全員で歌う歌い方が、call and responseといって黒人霊歌でよく見られます。I looked over Jordan「ヨルダンを見下ろした、とは、ヨルダン上空で下を見た」、「ヨルダン川の向こうに」とする解釈もあります。what did I see?「何が見えたと思いますか」、A band of angels coming after me「天使の一団がついて来るのを」、If you get there before I do「あなたたちが私より先に天国に着いたら」、Tell all my friends I’m coming too「(先に行っている)友達に伝えてくれ、間もなく私も行くと」。