Home on the Range
峠の我が家

アメリカ民謡/訳詞:三宅忠明


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まず、きいてみよう→
そして、よんでみよう!→

よくきいて
発音をまねしてみよう!!

うたうためにはまず聞き取ることが大事です。
なんども聞いて英語のリズムを覚えましょう!
耳でおぼえよう!

「山なみに雪はあれど・・・」で始まる「峠の我が家」として時に耳にすることがありますね。私の大学時代は、ESSの遠足などでよく英語で歌っていたものです。でも歌詞をよくみると、けっして故郷の我が家を懐かしがる歌ではありませんね。いきなり、give me a home「ぼくに家をくれ」ですから、マイホームに憧れる若者の気持ちだと分かります。続けて、Where seldom is heard a discouraging word「やる気の失せることばがめったに聞こえぬところに」ですから、この若者は毎日毎日親方か誰か上のものから怒鳴られているのです。最終行のthe skies are not cloudy all day「空も終日は曇らぬ」ところ、とは実際の天候というより、彼の心の状態を歌っているのです。前後しますが、題名のrangeには確かに「山並み」というような意味もありますが、ここでは「(広大な)牧草地、牧場」です。従がってこの若者は見習いのカウボーイか何かでしょうね。もうひとつ、buffalo, deer, antelope, はいずれも単数複数同形の名詞ですが、ここではすべて複数形ですよ。ただし、buffaloesだけは可能です。そういえば、先年までBuffaloesというプロ野球チームがありましたね。Carpは今でもありますが、結成されたばかりの頃はCarpsと呼ばれていました。これはおかしい、という声が新聞に載ったのを覚えています。