Her Bright Smile Haunts Me Still
暗路、ホトトギス

作詞:S. E. カーペンター・作曲:W. T. ライトン
訳詞と歌:三宅忠明/朗読:三宅将之


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まず、きいてみよう→
そして、よんでみよう!→

よくきいて
発音をまねしてみよう!!

うたうためにはまず聞き取ることが大事です。
なんども聞いて英語のリズムを覚えましょう!
耳でおぼえよう!

暗路(やみじ)、または、ホトトギス  1909


作詞:近藤朔風(1880−1915)


おぐらき夜半(よわ)を ひとり行けば
雲よりしばし 月はもれて


ひと声いずこ 鳴くホトトギス
見かえるひまに 姿は消えぬ


夢かとばかり なおも行けば
またも行く手に 暗(やみ)はおりぬ


秋夜懐友  1914


作詞:犬童球渓(1879−1943)


たなれのおごと ともにかきなで
すみゆく月を めでしも今は
夢とすぎつつ 友また遠く
われのみひとり 淋しき窓に
変わらぬ月を 眺めぞあかす
とわたるカリよ 思いを運べ


はしいの夕べ 手をとりかわし
行く末までも 今宵のままと
誓いしものを その友今は
海山遠き かなたの里に
なきゆくカリを いかにか聞ける
み空の月よ 俤(おもかげ)うつせ


 「暗路(やみじ)、または、ホトトギス」という題で小6(1950)の音楽で習いました。「おぐらきよわを」って何のことだろう、などとは思いもしないで歌っていましたね。大柄で赤ら顔のテングというあだ名の先生がまず歌ってきかせました。そのときの先生の表情、仕草、大声、を60年近くたった今でも覚えています。それだけではありません。級友たちの席順、動作、ざわめきなども目に浮かぶのです。音楽には確かにこのような効果がありますね。愛唱歌に出会ったときの記憶、印象は生涯消えません。それを取り巻く環境も覚えていますから、大げさではなく、日記にも勝る人生の記録といえるでしょう。
 原曲は、イギリス人のライトン(W. T. Wrighton,1816−1880)作曲、カーペンター(S. E. Carpenter)作詞の恋歌というか、亡くなった恋人の姿が、その明るい笑顔が、どこにいても、四六時中ぼくに取り付いて離れないと歌う失恋の歌です。1857年頃の作と伝えられていますが、わが国では近藤朔風(1880−1915)の「暗路(やみじ)または、ホトトギス」が1909年に『女声唱歌』に、犬童球渓(1879−1943)の「秋夜懐友(しゅうやかいゆう)」が1914年に『尋常小学唱歌(6)』に載りました。先に述べましたように朔風の「暗路」は少なくとも20世紀後半までは日本中の学校で歌われていました。朔風は語学に堪能で、原詞の意味を出来るだけ伝えようとした、いわゆる翻訳歌詞の草分けと考えられていますが、ここではいずれの歌詞ももとの恋歌とは関係ありません。では少し原詞の解説をしておきましょう。
  'Tis years since last we met=It is (many) years since we met last「最後に会ってから何年も過ぎた」、may not=can not、struggled to…「…しょうと苦労する、もがく」、was in vain「無駄だった」、spirit「面影、姿」、もとの意味は「亡霊」ですが、恋歌には余りなじみませんね。at will「思いのままに」、haunts「離れない」、もとの意味は「つきまとう」で前のspirit「亡霊」に対応しています。first sweet dawn of light「夜明けの淡い薄明かり」、the deep「大海原」、Her form still greets my sight「彼女の姿が私の視界に出会う」とは、「彼女の姿が見える=目に浮かぶ」、the stars their vigils keep=the stars keep their vigils「星たちが寝ずの番をしている」とは、「…まだ消えないで空に残っている」こと。aching eyes「痛む目」、Sweet dreams my senses fill=Sweet dreams fill my senses「甘い夢がぼくの五感を満たす」、‘neath alien skies=beneath foreign skies「外国の空の下を」、trod、tread「歩む」の過去および過去分詞。the desert path「砂漠の細い道」、I’ve seen the storm arise「嵐が起こるのを見た」、ariseは原型(toのつかない)不定詞です。Like a giant in his wrath「怒り狂った巨人のように」、ヴァージョンによってはa giantan oceanになっています。a reckless life「捨て鉢な、無鉄砲な人生」、her presence is not flown「彼女の姿は消えない」、presenceは前述のspiritとほぼ同義。flownfly「吹き飛ばす」の過去分詞です。ヴァージョンによってはflownknownになっています。