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まず、きいてみよう→
そして、よんでみよう!→
よくきいて
発音をまねしてみよう!!
うたうためにはまず聞き取ることが大事です。
なんども聞いて英語のリズムを覚えましょう!
耳でおぼえよう!
「ハッシュ・リトル・ベイビー」は子守唄です。1962年、「奇跡の人」という映画が世界的に大ヒットしました。三重苦を克服して偉業をなしたヘレン・ケラーこそ「奇跡の人」そのひとなのですが、映画の原題は、The Miracle Worker, 奇跡を起こした人、つまりどちらかというと、ヘレンよりもアン・バンクロフト(Anne Bancroft) 演ずるアニー・サリヴァン先生の方が主役であり題名になっているのです。バンクロフトはこの1作で女優としての地位を不動にしたと言われました。
さて、癇癪を起こして大暴れするヘレンを何とかなだめ、やっとベッドに横たえたサリヴァン先生が心を込めて、優しく歌って聞かせる(もちろんヘレンには聞こえませんが)のがこの子守唄でした。40年以上前に見た映画のこの場面だけはなぜか鮮明に覚えています。サリヴァン先生はとてもゆっくり歌っていましたが、私は少し早いテンポで歌ってみました。長い歌のようですが、これくらいなら実はあっという間に覚えられる方法があるのです。それをお教えしましょうね。
まず、赤ちゃんにおとなしく眠るんだよ、何かを買ってあげるからね、と語りかけていますね。最初が word と同じ音を持つ bird です。鳥が歌わなかったら、sing と同じ音を含む ring です。ダイアモンドといったのがもしシンチュウだったら、brass と同じ音を持つのは glassですね。望遠鏡が壊れたら、broke と goat は共通の母音を持っています。ヤギが引っ張らなかったら、pull とbull です。bull だけでは短すぎるのでcart を加えました。荷車がひっくり返ったら、over と Rover の音を揃えます。Rover は犬の名前として代表的なものです。日本語なら「ポチ」ですね。最後が down と town です。このように、行末に同じ音をそろえることを「韻を踏む」といいます。
各行にしたり、一行おきにしたり、方法はいくつかありますが、これによってとても耳に心地よいリズムをつくり出すのです。英語の詩や歌の大きな特徴です。実は、今日はじめて詳しくお話ししましたが、今まで歌ってきたものも、ほとんど韻を踏んでいるのです。これを機会に復習の兼ねて今までのものをおさらいしてみましょう。